2008年3月5日(水) 21:46
大阪フィル首席フルート奏者来演!

3/16(日)14時から16時 畑田家で開催

参加費2000円

八尾ニューモラルから10名枠で申しこんでいます

希望者は3/10までにKANまで



大阪フィル首席フルート奏者来演!
「野津 臣貴博・吉山 輝デュオリサイタル」


フルート   野津 臣貴博
ピアノ    吉山 輝

プログラム

プロコフィエフ:フルートソナタ
リスト:第1メフィストワルツ
ビゼー:「アルルの女」よりメヌエット
 その他



 今回はフルーティストの野津臣貴博氏の演奏をお楽しみいただきます。野津氏の使用楽器は、フランスの初代ルイ ロットの作で、1869年に作られました。フルートの中では名器として知られ、フルートのストラディヴァリウスと言われています。現在の畑田家住宅が1887年頃に再建されたという事は、それより20年近くも前に作られたことになります。現在、世界中で使用されているフルートの80%は、日本製といわれています。その音色の特徴は、軽やかで華やかなところでしょう。フルートは木管楽器に属しますが、最近の楽器の特徴から見ると、金管楽器に近いものを感じます。本来フルートは素朴で温かい音色が特徴でしたが、楽器に改良が重ねられ、より華やかな楽器へと変わってきました。得たものも大きければ、失ったものもあります。野津氏使用のルイ ロットは今の楽器では味わえない繊細な表現を楽しむ事ができます。野津氏曰く、コントロールの非常に難しい楽器だが、技術を手に入れるとどんな表現もできる楽器、だそうです。この楽器を使用しているフルーティストは世界中で5人しかいないということです。この名器の演奏を、畑田家住宅という木に囲まれた温かい音空間で、お楽しみください。
ご来場をお待ちしております。 


日時:2008年3月16日(日)14時〜16時

場所:畑田家住宅(大阪府羽曳野市郡戸470、電話0729−55−4101)

野津 臣貴博(フルート):桐朋学園大学、英国王立音楽院首席卒業。アメリカ・エール大学大学院に奨学金を授与され入学。1990年より5年間フィンランド・ラッペーンランタ市交響楽団の首席フルート奏者を務め、ワシントンD.CでのNFAフルート・コンクール第二位受賞をはじめ、内外の国際コンクールに入賞。1990年と1991年PMF参加。これまでにソリストとしてフィンランド、イギリス、アメリカ、ポーランド、ドイツ、イタリア、ハンガリー、ルーマニア等に招かれ、2004年にはフィンランド・ラッペーンランタ市交響楽団の定期演奏会にて「尾高尚忠フルート協奏曲」をフィンランド初演。また指揮者としても活躍する。現在、大阪フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者。相愛大学、大阪国際滝井高校、ドルチェ・ミュージック・アカデミー各講師。イギリス・ストラトフォード国際フルート音楽祭招聘講師。日本フルート協会理事。






吉山輝:桐朋学園大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。ピアノを中原尊子、鷹見恵理子、故森安芳樹の諸氏に師事。リサイタルをはじめ、室内楽奏者としても全国各地で演奏活動を行う。共演者はこれまで大阪フィル、関西フィル、日本フィルのコンサートマスターやさまざまな楽器の首席奏者など多数に及ぶ。NHK-FM「午後のリサイタル」、「名曲リサイタル」に出演。ソリストとして大阪フィルと共演。ヴァイオリンの木野雅之(日本フィルコンサートマスター)、チェロの長明康郎(東京シティーフィル首席奏者)と「なにわトリオ」を結成し、昨年20周年を迎えた。エクストンよりブラームスのピアノ三重奏曲のCDをリリース。昨年、渡辺茂夫のヴァイオリンソナタ集を木野氏との共演でCD発売、文化庁芸術祭参加作品に選ばれる。妻の理恵とともに各地の小学校や幼稚園を回り、子供のための連弾コンサートも行っている。相愛大学、武庫川女子大学講師。