2007年9月11日(火) 6:47
梅岩寺のサルスベリ

花の季節でない夏を代表するサルスベリです。猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑・サルスベリ。小さな花が咲いては次から次へと散り、新たな花が咲く。それで花期を長く保っているように見え、長い間楽しませてくれたサルスベリもそろそろ終わりです。花期が長いことから百日紅・サルスベリとも書く。八尾市梅岩寺のサルスベリ。蘇我氏と物部氏の戦い折、聖徳太子が夢告によって山中にヌルデの木を求めて、四天王像を刻み、戦勝の祈願を行った。太子は後日このヌルデを求めた地に観音像を祀られたのが梅岩寺の始まりであると伝えている。