10月9日梅田スカイビルで開催されたプラン・ラウンジ10月活動報告会に参加した。
ネパールから来た19歳と23歳の二人の活動報告で、ネパールでは今でも法的には禁止されていても「カムラリ」と言う少女強制労働の古い慣習が残っているそうです。
貧困家庭に生まれた女の子はほぼ世襲的に裕福家庭に身売りされ、奴隷のように働かされ、虐待を受けたりしている。運よくカムラリから抜け出せたとしても家が貧困のため食い扶持なく戻るところがありません。
今回来日した二人の女の子はプランの支援を受けて自立に至った。今は福祉・医療方面での社会貢献を目指し勉学に励み、カムラリ撲滅にむけた活動に取り組んでいる。
女の子がスピーチ中に涙を流していたが、何か胸に迫るものを感じた。

日本に生まれて良かったと思う。お父さん、お母さんと一緒に暮らせる、お腹が空いたら好きなものを食べることができる、学校にも行ける、ゲームもできる・・・
私たちの置かれた環境がいかに恵まれているか。愚痴、不満ばかり口走り気味であるが、感謝の気持ちを忘れてはいけない。そして気づいたら一歩でも半歩でも踏み出したくなった。