2017年8月11日(金) 14:19
石田三成と大谷吉継の友情

豊臣秀吉が行なった政策である「太閤検地」の中心人物となった石田三成。彼は最後まで豊臣家に尽くした戦国武将である。彼には優秀な友人がいた、大谷吉継である。大谷吉継は不治の病に侵され、戦では白い布で顔を隠しながら指揮していた。二人の友情の間には数多くのエピソードがある。そのうちの一つである「茶会」。家臣たちがお茶を回し飲みするのだが、大谷吉継は茶の中に鼻水を落としてしまう、他の家臣は病気が移ると恐れ飲まずに回したが三成の番のときその茶を飲み干したという。これがきっかけで裏切りや下剋上が多い戦国時代には数少ない友情というものが誕生した。