2017年3月15日(水) 13:42
退院の日の朝日

2月初旬、産まれて初めて入院しました。50年以上付き合った股関節脱臼の手術のため、1ヶ月余りの入院でした。初めての入院、そこでの現実は……。
「沢山の恩恵を頂き、生かされ、守られている」それが「自分」と云う人間。そのような学びを頂く事が出来ました。
骨格、血液、手術、術後の経過……そこには目に見えない力が働いている。術後一日一日と経過していくなかに、自然と痛みが無くなっていく。痛みが軽減される事に気付くと、有り難いと素直に思うことが出来ました。
ですが、人とは勝手なものでもあります。「喉元過ぎれば」ではありませんが、一度の入院で「もう入院はしたくない」そんな事を思いつつも再度、いや、何度も入院している人が沢山居るのです。そして最後は諦め「入院したくなくても、また入院する。仕方がない。」そんな言葉を聞きました。
誰でも入院はしたくないもの。ですが入院を繰り返しています。そこには何があるのでしょうか?。日々の自分のあり方を、今一度深く考えたいものです。退院後もリハビリに専念する今、その様な事を考えています。