2016年9月12日(月) 0:12
宝島セミナー エスペラント

エスペラントという国際共通語について学んだ。元和歌山ユネスコ協会事務局長 江川氏は語る。国際共通語とは何か。世界中で意思疎通に使う言語。現実には政治経済軍事に強い大国言語が実用されている。では公用語とは、複数言語が存在する共同体(国際機関や国家)の中で公認された言語。たとえば国連であればフランス語、英語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語。なぜか。第2次世界大戦の戦勝国と石油危機で有利に立った国である。公用語内の通訳費用はその機関が持つがそれ以外たとえば日本語は通訳費用は自分持ちとなる。私たちは考えるということを自国語で行う。したがって自国語が使えない環境はとても不平等である。そこにエスペラントが出来た。これからのグローバル化は異文化共生が不可欠になる。エスペラントが使われ始めて約100年。今もその活動は続いている。この壮大な挑戦に人生をかける江川氏の生き方には我々も一歩前に足を進める勇気をもらった。