2016年6月21日(火) 10:39
平和教育 平和の本

あと一ヶ月もすれば、夏休みになります。今、小学校で、夏休みに子供たちに読んでもらうため、平和の本の紹介の掲示物を作成しています。鳩の口に四つ葉のクロ−バ−をくわえさせ、そこに本紹介をする予定です。
図書室で作成している時に、一年生の女の子達がやって来ました。
「先生、何作っているの?。」
「平和の本を夏休みに、皆に読んでもらいたいから、その掲示物だよ。」
そんな会話をしながら、子供達は作りかけの掲示物をじっと見ていましたが、一人の子供が、「私、読まない!。」とのこと。掲示物の中に子供新聞もあったので、それが、一年生向きでなかったのかもしれません。
平和の教育をどのように子供達に、歴史を踏まえて正しく伝えていくか、大人の私達は、よく考え、正しい言葉で、子供の年齢にあわせて伝えていかなければいけません。
戦争への恐怖、平和の有り難さ、平和で過ごせる今の日本、それを守らなければならない国民の義務など、様々な場面で、大人は子供達に正しく伝える義務があるように思います。戦後生まれの自分ですが、子供達に関わることで、改めて考えています。