３月１８日、山口県の公立小学校の卒業式が行われました。この一年、読書活動推進委員として、地区の小学校の図書室で、読書推進のお手伝いをしました。大きな活動をしたわけでもないのですが、初めて卒業生の一人から、御礼の手紙を受けとりました。思わぬ出来事に、嬉しいものでございました。今頃の子はスマホなどに振り回されています。本に親しむことで得ることは沢山ありますが、読書離れは否めません。学校の先生方も、どの様に本に振り向かせるか思案しています。御礼の手紙をくれたのは女の子ですが、彼女は図書室の大半の本を読んでくれ、卒業前には読む本がない。と言っていたお子さんです。このような子どもさんは特別かもしれませんが、本を読むことは知識をひろげ、心ゆたかにします。子供達に理解してもらえるような活動を、読み聞かせなどを通じて取り組んでいきたいものです。
画像の切り絵は、今年度読書目標を達成した子供さんにプレゼントしたものです。下手ながらも子供達は嬉しそうに受け取ってくれました。新年度はどの様な楽しみを感じてもらえるでしょう。今から思案しています。