2007年5月8日(火) 7:46
アヤメ

五月の里山に紫色の「アヤメ」が咲いていた。八尾市神立にて。
菖蒲と書いて「しょうぶ」とも「あやめ」とも読む。近鉄電車の駅名は”菖蒲池”と書いて、「あやめいけ」と呼ぶ。
この「あやめ」はアヤメ科アヤメ属の多年草。「しょうぶ」はサトイモ科の植物。古くは「あやめ」はサトイモ科のショウブのことを指していて、今で言う「あやめ」は「はなあやめ」と呼ばれていた。
このため「しょうぶ」と「あやめ」、別々の植物に同じ「菖蒲」が使用されるようになったようです。
端午の節句に入る「菖蒲湯」はサトイモ科の葉「しょうぶ」、きれいな花が咲いているのはアヤメ科の花「しょうぶ」です。