2015年3月9日(月) 19:01
島の春

春先になると、周防大島の海岸は鮮やかな緑色に彩られます。

緑色の正体は「あおさ」と言う海草。他に「ひじき」もあります。また、様々な種類の貝類、例えば、カメノテ、フジツボなど、そしてイソギンチャクまで見つけることができ、運よくば、ちいさな 「ムラサキウニ」も見られます。
これからの時期は潮干狩りの季節。残念ながらこの場所には「アサリ」は居ませんが、「磯あそび」にはとてもよい季節となりました。またこの時期の海中の透明度もとても高いです。
話によると、海中は2月頃が一番透明度が高いらしく、周防大島の海中に生息するニホンアワサンゴがとても良く見えるとのこと。2月と云えば、空気が澄んで星空がとてもうつくしく見える頃です。同じ時期に海の中の透明度も高くなる。面白い現象です。自然界の神秘でしょうか?
自然界はすべて繋がっている。そして上手く調和しあっている。そんな風に思えます。その自然界に私達も存在している。私達も自然界に逆らわず、従いつつも、上手く調和していきたいものです。
それからもう少し春をお届けします!
鶯が鳴いています。また、なんと昨日、猛スピードで、目の前をつばめが群れで飛んでいきました。そろそろ大島では巣作りを始める頃です。
一日一日春がやってきています。