造幣局の桜の通り抜けに行ってきました。ひとつ。いつかやま(早晩山)。花は淡紅色を帯びた白色の大輪。花弁の先端に深い切込みがあるのと花弁の中央に縦線が入るのが特徴。ひとつ。ひらのいもせ(平野妹背)。花は紫味を帯びた淡紅色で、開花につれ淡紅白色になる。花弁数は22〜25枚で、花は横向きまたは下向きに咲く。『さまざまの事おもひ出す桜かな』と芭蕉が歌っているように、サクラをめでる人、それぞれの思いがあります。人に押されながらの通り抜けも人の動作や表情にそれが感じられました。