2014年2月10日(月) 21:37
2/8宝島セミナー

テーマ「記紀と神武天皇」講師は若松博惠先生。

「神話」には少し興味があり、訳や解説書を2,3読んだがそれらは全て「古事記」。正史といわれる「日本書紀」は読んでいない。それだけに、両者の違いには興味津々であった。

 講師が用意されたレジュメは、登場する神、人の表記方法や、物語の項目の比較等両者を対称されていて違いがよく分かった。 又解説が本当に分かりやすく楽しいひと時であった。 時間が足りなくて、その分神武天皇についての話が少しだったのが残念至極。是非もう一度機会を持ちたいものだ。

 尚、出回っている書物や話では、日本書紀と古事記がごちゃまぜになっている事例が多いそうである。例えば、有名な神武天皇の東征の折弓の先にとまったという金色のトビ=金鶏 の話は日本書紀にはあるが古事記にはない由。