2013年11月28日(木) 21:56
11/24河野裕子短歌賞表彰式に参加

京都駅からプリンセスラインバスに乗って京都女子大へ。表彰された作品は 家族の歌部門:帰宅した頬に涙の跡があり 汗というから汗にしておく 恋の歌愛の歌部門:夏草をばっさばっさと踏み倒し ふった男に会いに行く。明日 青春の歌部門:古びたる「どくとるマンボウ」手にとりて高校生の父と出逢いぬ
表彰式の後は、選者を中心にフォーラムがあった。出演者は漫画家池田理代子、歌人東直子、歌人永田紅(河野裕子の長女)。テーマは「言葉を生き生きと使いたい」。
心に残ったことは
@歌は文語口語どちらでもよいし混ざってもよい。文語は歌を引き締める。文語6割 口語4割ぐらいがいいかなと河野は言っていた。(永田)
A楽しかった、嬉しかった、苦しかったを他の言葉で表現することが大事。(池田)
B歌を作るとその過程で自分を客観的に見ることができる。(東・永田)
Cまずは美しい日本語に触れること。若いうちに平家物語を読むこと。(池田)
仲間3人で参加したが椅子から身を乗り出しての3時間だった。