本日産経新聞 朝刊に 第2回『家族を歌う 河野裕子 短歌賞」が発表された。家族の歌部門の作品を数点挙げてみたい。●助手席の 息子の寝息 深ければ ゆっくりと行く 塾までの道●遠からず どちらかひとり 残る家 ふようが咲いて むくげが咲いて●帰宅した 頬に涙の 跡があり 汗というから 汗にしておく通勤途中で新聞を読んでいて涙が出た。