2013年9月4日(水) 7:48
我が故郷・上田上村@

眠れぬ床の中でふと気づいたのだけれど、今年は私にとって区切りの良い年である。先ず、小学校を卒業して今年で60年、大阪に出て来て54年、これは故郷・上田上村で過ごした18年間の丁度3倍の年数になる。

 平成12年8月20日に、上田上小学校昭和27年度卒業生同級会を恩師3人をお招きして、JR琵琶湖線瀬田駅近くのホテルで催した。Y先生(男性)はとても厳しい先生であったが、仲間と良くお家まで遊びに寄せて貰った。T先生(女性)には、体調を崩した時おんぶをして頂き、私が一時期先生になりたいと思ったのはその時の先生の背中の温もりだった気がする。

 写真が私の卒業した上田上小学校で、昭和22年4月、上田上国民学校が、上田上小学校と改称された第一期生なのである。学校の手前の道を、昭和天皇が信楽へ行幸された折お通りになった記憶があるのだけれど、手元にあるY先生手作りの「我が故郷」という冊子(上の同級会に合せてお作りになった)には記載がないのはどうしてだろうか。まさか私が夢をみていたのかしら。

「ゆうだたみ 田上山のさなかずら ありさりしても いまならずとも」 万葉集に載っている歌です。ちなみに「さなかずら」は「さねかずら」ともいうそうです。 なんと歴史のある我が故郷でしょうか。