2012年9月19日(水) 20:27
南山踏雲録の道

八尾市の方々には、いつも伴林光平先生を大切に思っていただいており、有難く思っております。先生は歌人として皇陵調査の先達として、そして明治維新の魁・天忠組の志士としても有名です。数ある著書でも『南山踏雲録』は行軍日誌の域を超え歌集としての評価も高いですね。その先生の足跡を天忠組を通じて表した本が、わが恩師・吉見良三著『天誅組紀行』でした。もとは奈良新聞に『天誅組紀行−「南山踏雲録の道」』」として平成二年から二年間連載されたものです。このたび長い間、多くの天忠(誅)組ファン、伴林光平先生ファンが待ち焦がれたこの本を完全に近い形で復刻(1000部限定)に成功いたしました。明日20日〜天誅(忠)組記念館藤井寺展に並べます。来年の光平先生150回忌、御生誕200年に間に有って良かったです。