2012年7月30日(月) 8:18
敬語の衰退

ロンドンオリンピックが注目の的です。
 北島康介選手は残念ながら、5位に終わり3連覇が成りませんでした。
しかし、インタビューで『期待して下さった方々…』ときちんと敬語を使用していました。本来、当たり前のことなのですが、印象に残りました。

 オリンピックのテレビを見ていて気になっていたことがありました。それは、日本の若い選手たちの多くが、敬語が使えず、友達に話しかけるような口調でインタビューに答えていることです。まともに敬語の使えないスポーツ選手が増えているのです。

 高校生であれ、二十代の若者であれ、日本代表のスポーツ選手です。最低限の敬語は使用できるレベルであって欲しいと思います。シイッターが隆盛の時代であっても、最低限の敬語の表現力を身につけていて欲しいと思っています。尊敬語・謙譲語・丁寧語。日本の大切な言語文化です。