2012年5月4日(金) 2:45
ミステリー野崎参り(5/3)

♪野崎参りは屋形船で参ろう♪東海林太郎の名曲で有名な野崎観音(大阪府大東市野崎)である。元禄時代より当寺に伝わる行事で正しくは無縁経法要といわれ毎年5/1から5/8まで大勢の参詣者でにぎわう。今回なぜこの野崎参りがミステリーなのか。実はこの野崎参りが隠れキリシタンの復活祭であったというのである。キリシタンのお墓も最古のものはこの近くから出土。鐘楼の鐘の内側にはなんと凸で十字が刻まれているなど物証そして状況証拠は尽きない。興味のある方は神田宏大著 「野崎観音の謎」を読まれたし。
 さて今回ここを訪れ著者神田牧師のお話を聴くに至ったのは「プラン八尾市周辺の会 春の例会」の企画による。この会は世界的なつながりを持つ「公益財団法人 プラン・ジャパン」(http://www.plan-japan.org/)の支援者の会のひとつ。
毎年春と秋に親睦と仲間作りを兼ねハイキングや見学会、そしてプランのことをより深く知るための企画を長年重ねている。この活動が参加者にとってそれがあたたかいものであり、その方の人生をより豊かにする一助になればと思い今日まで続いている。今回は35名の参加を得たが
いつも例会と言いながら会員外の方が半数はいるというのがこの会の自慢でもある。広めるよりも広まるものでありたいという会長の思いがこの会をあたたかくしている。秋の例会をお楽しみに。(写真は鐘楼の前で)