宮本常一。 教師にして民俗学者。日本全国の各地を旅して歩き、地道にひたすらに生きている庶民の姿に光を当て続けた先人です。
『忘れられた日本人』は名著です。周防(山口県)大島の出身の偉人です。
相互扶助の精神(日本の良き伝統)が崩れかけていることを、宮本常一は既に数十年前から指摘していました。
外向け(上の者)にばかりおべんちゃらを使い、己の利益の為にしか動かない人間が増えています。そろばん勘定でしか動かない人が増えています。目先の利益しか見えない人が増えています。
kanさんから教えて戴いた、宮本常一。この偉人の存在を今後の日本は忘れてはならないと思います。