2012年1月31日(火) 19:33
セオドア・ルーズベルト

第26代のアメリカ大統領のセオドア・ルーズベルト。伊藤博文内閣の元、かつてハーバード大学に留学した金子堅太郎はルーズベルトと懇意な間柄であった為、日露戦争の仲介役を依頼したそうです。

 金子堅太郎は日露戦争における日本の国運を背負い、日本をよりよく理解してもらう為に、かつての盟友に新渡戸稲造の『武士道』を手渡したそうです。

 かつての盟友ルーズベルトは『武士道』にとても感銘を受け、更に30冊あまりを購入し、ホワイトハウスの幹部たちに配布したそうです。

 ルーズベルトが仲介をせず、あのまま日露戦争が継続していたならば、その後の損害(被害)は日本側の方が大きかったであろうと言われています。私もそう思います。

 アメリカ人であろうとロシア人であろうと、中国人であろうとも、対等につきあいのできる人物でありたいと、私は思っています。私自身の問題でもあります。

 日本人よ、卑屈になることなかれ、臆することなかれ、弱腰になることなかれ。