2012年1月3日(火) 21:28
福原麟太郎と能

今日、実家に帰省してきました。高速道路を使って車で一時間内で行ける実家です。住所は広島県三原市です。

 母と父方の祖母(父親の母)の話題になりました。ルーツの話です。私が小学生だった頃、祖母が従兄弟の福原麟太郎についての話をしていたことを思い出しました。この画像の人物です。

 日本の英文学者で東京教育大学(今の筑波大学)の教授をしていて、能に精通していたそうです。福山市の出身で、誠之館高校を卒業したそうです。誠之館は黒船が来航した際に、幕府の老中首座(福山藩の藩主)であった阿部正弘が作った藩校です。その影響で、私の父も下宿して誠之館高校に進学したそうです。

 自分の父親、祖母の歴史をたどると、福原麟太郎と誠之館、黒船に行きあたりました。
 福原麟太郎は英文学者であるから、海外留学、海外渡航の体験が豊富です。しかし、日本の伝統芸能である「能」をこよなく愛していたそうです。

 日本の精神文化、日本の伝統を追究することはとても大切であると思っています。祖母が、私の幼少時代に口にしていた人物が、今になって私の心に浮上してきました。きっと、祖母は従兄弟の福原麟太郎を誇りに思っていたのでしょう。

 日本の先達、偉人たちの功績を辿る調査に興味・関心が湧いてきます。