2012年1月1日(日) 21:25
平成24年の元旦に

八尾のみなさん、新年明けましておめでとうございます。昨年度は東日本大震災により、日本は大東亜戦争以来の国難の年だったと思います。東北の復興と日本の再興を願いたいものです。

 ikekazuさんから戴きました年賀に、「新しいライフワークが見つかりましたね」のお言葉がありました。ありがたいことです。私は忠義に生きた素晴らしき日本人、赤穂義士に光を深く当て続けたいと思っています。

 江戸時代に「武士道」の開祖となったのが、儒学者の山鹿素行だそうです。その山鹿素行が朱子学を批判したことから、赤穂藩にお預かりの身になっています。そこで、赤穂藩に教育を行っています。大石内蔵助も山鹿素行の門弟の一人です。

 「仮名手本忠臣蔵」における、山鹿流の陣太鼓はフィクションですが、赤穂義士たちに大きな影響を与えていることは事実です。

 素晴らしき日本人のDNAには素晴らしき武士道の血が流れています。本居宣長の和歌に、

 敷島の 大和心を 人問はば
   朝日に匂ふ 山桜花

 がありますが、

 敷島の 武士(もののふ)の意を 人問はば
   人行かまほし あの泉岳寺

 の和歌を私は新年に詠みます。

 素晴らしき日本人の一人として、今年も一生懸命に生きたいです。