2011年11月13日(日) 17:32
草津温泉と善光寺参り@

かって東海道と中山道の両道の宿場街として栄えた滋賀県草津市から、5組の夫婦10人を乗せたマイクロバスが元気良く一路群馬県吾妻郡草津町を目指す。わが「いとこ会」の慰安旅行である。JR草津駅西口→(名神・中央道)→岡谷JCT→(長野道・上信越道)→佐久IC→草津温泉(泊)と進むのだが、時間と共に紅葉が深まる感じである。自然は正直なり。もう一週間もすれば最高だろう。 それにしても長野県は大きい、走れども走れども長野なのだ。

草津市と草津町は1997(平成9)年、「友好交流協定」を結んだ由。1200名収容可というSホテルに着いたのがすっかり日も落ちた午後5時。約9時間の長旅であった。 少し熱めの湯に入り宴会を済ませ、ホテル内の特設場で「湯もみ」ショウを観る。「湯もみ」とは「草津湯もみ唄」を歌いながら、木の板(湯もみ板=幅30センチ、長さ180センチ)で熱めの湯をかき回して湯温を下げる作業である。

  (1)草津よいとこ 一度はおいでドッコイショお湯の中にも
     コリャ花が咲くよ チョイナチョイナ
  (4)お医者さまでも 草津の湯でもドッコイショ惚れた病は
     コリャ治りやせぬよ チョイナチョイナ

この歳ともなれば外へ出て という事もなくただただ全員で一年分の話に花を咲かせるのみ。夜は静かに更けていく。