2011年11月3日(木) 12:35
11/2天誅組講演会に参加して

奈良県生駒郡安堵町 初めて聞く町の名である。安堵という
懐かしい感じがする町名に親しみを感じた。
春日大社 権宮司 岡本氏の講演はこの地名が「日本書紀」にも
あらわれるとの話から始まった。外国(新羅)からの客人をもてなす館がこの地にあった。つまりここは大和川沿い水路交通の要所であったらしい。
そんな歴史も相まってここは文化的にも経済的にも豊かであり
和歌づくりを生活の一部にしている人が多くいた。
江戸末期 歌人 伴林光平が歌会の師として足しげくこの地を訪れたのもわかる。講師いわく、「歌人光平を理解しないことには安堵と天誅組の関係は理解できない」。
八尾の教恩寺 住職の時代 常光寺などで歌会の指導をされていたことは
知っていたが 歌人として力量は天才的であったとのこと。
来年1月14日午後7時には八尾市生涯学習センターで彦星さんを講師に招いて 「維新の先駆け伴林光平」を学ぶ。最後に今月6日まで安堵の歴史民俗資料館では天誅組資料の特別展示が開催されている。ぜひ時間をつくって訪れてほしい。