年収入が400万円、年支出が900万円、累積の借金が8,500万円、大雑把に言えば日本国の家計はこうなるだろうか。(個人に置き換えた方が分かり易い)
年収不足の500万円(この中には借金の内の返済期限分+その利子が含まれる)の為に、又借金をしなければならない。 そこへ更に東日本大震災の復興のために、臨時費用が110万円必要となってきた(150万円が必要の見通しだが、40万円程へそくりがありそうなので)
産経新聞社が復興増税についてアンケ−ト調査を行なった、その結果は、
@臨時増税に賛成か 賛成22% 反対78%
A増税以外に財源があると思うか ある87% ない13%
私は@の質問は愚問だと思う。 何故なら増税(支出増)を喜ぶ人はいないのが普通。 むしろ22%も賛成者がいたことに私は驚いた。 そうではなく、現実(借金850兆円の存在)を知らせた上で、あなたは、日本の将来(子孫)のために、増税に協力していただけますか、頂けませんかと問うべきではなかったかと思う。
Aに就いて、他にへそくりがないか、お金に換えられるものがないかの点検の必要性は言うまでもない。 年間の支出の徹底的な見直しも当然である。又物事はそれ程単純でないことも分かっている。 が、 − 続く −