2011年2月18日(金) 0:20
冬の風景

初冬から春先に見られる海産物を自然乾燥させる光景です。少し白い部分が見られますが、「ひじき」を乾燥させています。ひじき自体海では黒っぽく岩場に生息しています。海岸沿いの家庭では引き潮で出現した岩場に採取に行きます。採取されたひじきは砂など水洗いして綺麗に取り除き、冷たい水でゆでます。その時家庭によって梅干し、酢ダイダイなど入れます。入れることで、ひじきは柔らかくなるそうです。ゆで上がると乾燥して保存です。画像のひじきは漁師の方が採取し乾燥されてるものです。良く見ると所々白くなっている部分があります。本来は黒いひじきなのですが今季は何故か白い部分が乾燥すると浮き彫りになるようです。昨年の猛暑の影響でしょうか?ただ残念なことに商品としての価値は下がるそうです。昨年夏は「天然はまち」が大漁で価格が安価でしたが温暖化の影響は瀬戸内海にもあるのかもしれません。自然は私達に大切なことを発信してくれているのかもしれませんね。暖かくなってくると赤潮が発生します。本当に赤いです。赤潮の部分は海水温が高く、海なのに生温かい感じです。海中には綺麗な珊瑚もあります。周防大島の海は透明度も高く
本当に美しい海ですが、温暖化の影響は免れないのでしょうね。淋しいです。改めて私達は自然を大切にしなくてはいけません。自然は私達が便利な生活を求めたほど、苦痛を訴えているのでしょうから…。