2010年3月25日(木) 10:13
日本のエネルギ−備蓄

原油の埋蔵量が残り40年程と言われたのは何時頃だったろうか? 第一次オイルショック(1973年)、それとも第2次オイルショック(1978年)だったか。 当時大変驚いたものだが、既にその時が近づいている。

20日の宝島セミナ−は掲題でお話を頂いた。我々の与り知らぬ所で、多くの方々がエネルギ−備蓄という国策遂行に邁進されていることを知り、頭の下がる思いであった。 国として石油の備蓄を真剣に考えたのが、75年の石油備蓄法の制定であり、石油産業に対する備蓄を義務付けると共に90日備蓄体制を確立したのだが、現在では、国家備蓄として2010年度目標が150万トン(40日分)、民間備蓄として190万トン(50日分)これは1988年に達成済み。 (この備蓄分はいつ使うのだろうかとの質問あり=劣化の問題は)

自然エネルギ−活用の必要性が叫ばれており、その一つが風力発電。風力と言えばオランダ−の風車を思い浮かべるが、わが国でも時に見かけることがある。処で最近風力発電に逆風が吹いているらしい(風力だから逆風か?)アンケ−ト調査の結果、騒音や振動で眠られない等の理由で、付近住民の3割強が設置反対とか。

事の遂行に当たり全員の賛成を得る事は中々難しい。