2009年6月1日(月) 11:55
今思うこと

嘗て息子がアメリカで生活していたのはサウスダコタ州ヒューロン
という町であった。その次に住まいしたのはサウスダコタ州のはず
れ東南の先住民の居留地が多くある場所でした。嘗ては栄えた鉄
道の後が残っている街でした。車が無ければ全く生活が難しいの
でやむ無く息子が手に入れたのはスウェーデン製の中古車で当時
凡そ20万円でした。当時からアメリカ車の人気は下がり気味で
ホンダやトヨタは人気上昇中でした。

私が好きな映画に「タッカー」という映画があります、優秀なアメリカ人が優秀な車を作ったが所謂GMをはじめとするビッグ3に様々な妨害や政治的圧力を受け潰されてしまった、自動車会社とその創業者の戦いを描いた映画です。そのとき僅かだが生産された「タッカー車」は今も健在です。

車の運転が出来ない私には車しか通用しないなら到底生きていけないだろうが、ワシントンやニューヨークでは地下鉄で移動することが出来た。
今でも憧れるのが「アメリカ大陸縦断鉄道の旅」です。

最後に息子が生活していたデンバーの街はバスが発達していて、息子は自転車とバスで充分だったと言う。確かに重たい荷物は友人の車に載せてもらったらしい。

世界の僅か数パーセントの人びとが文明の恩恵に預かり贅沢な生活を謳歌してきた、先日のテレビで「今の生活レベルを落としたくないからアルバイトやパートで少なくなった給料を分を稼がなくては」と言っていた人を見かけた。

今朝送られて来たメールマガジンに国際政治ジャーナリスト落合信彦氏が示す日本の進むべきとして下記の記事が載っていた
『激動の時代に必要な情報は“インフォメーション”ではなく“インテリジェンス”。しかし、日本はインテリジェンスの活用において、各国に後れを取っています。』

と書かれていた、「智恵」「経験」「先人の業績」あらゆる物を忘れかけている我々に神様からの警鐘が鳴らされているのかも知れない。

6/6(土)朝7時から『坐禅会』皆さん参加されませんか。