2008年11月3日(月) 20:20
フォーラム「少子化をめぐる話題」

フォーラム「少子化をめぐる話題―将来の社会と医療を考える 」


大阪大学名誉教授 岡田 伸太郎

この数年「少子化問題」ブームが急に起こって、子どもの日に新聞が大特集を組んだり、政府が少子化問題担当大臣を任命するほどになりました。しかし、騒ぎが大きい割には、皆が問題の中味をよく理解しているとは言えません。私は、小児科医として、かなり以前から「少子化」に関心を持ち、まだ社会の関心が低かった10年ほど前から、大学の講義で毎年この問題を取り上げてきました。このフォーラムでは、日本の少子化がどんな状況にあり、それがこれまでの日本にどんな影響を与えてきたのか、これから先の見通しはどうなのかを、まとめてお話したいと思います。また、近隣諸国の動向はどうか、日本の「少子化」が世界の現状のなかでどう位置づけられるかについてもお話します。そのうえで、いま私たちに何ができるのかを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
 「少子化」を考えることは、将来社会がどうなるかを考えることでもあります。私のこれまでの経験を踏まえ、医療の将来についても具体的な議論をするつもりです。



日時 2008年11月16日(日) 14時〜17時

場所 国の登録有形文化財「畑田家住宅」
(羽曳野市郡戸470、電話0729−55−4101)

定員:先着40人
参加申込:KANまで

費用:無料