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 華がある  ikekazu  2019年7月8日(月) 11:42
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「あの人は華がある」という言葉が好きである。どういう人を「華がある」と言うのであろうかと以前から自分なりに考えていた。

 吉行淳之助(大正13年〜平成5年)という作家がいた。「おせいさん」こと田辺聖子さんの「楽老抄」を読んでいたら、次の様な思い出話が載って居た。 おせいさんはある時期「週刊文春」に連載していたエッセ−に「中年かるた」を書いておられた由。それをカルタに作って友人知己に還暦のしるしに配られたのだが、ついでに、大先輩の吉行さんにもお送りしたそうな。

 後日、吉行さんから大きめの封筒がおせいさんに送られて来た。端っこが破れていて、中には使いかけ赤鉛筆と赤いマグネットボタンが無造作に入れてあった。手紙には「あなたが還暦とのこと、かるた有難く拝受、何かお祝いを、と思いまして身辺の赤いものをとりあえず、・・・」と言うような文面であった。

 吉行さんは男性にも女性にも大いに持てたそうだが、私は上の文章を読んで、それも宜なるかなと心底思った。粋なのである、他のものが真似が出来ないのである。私は吉行さんの様な粋な方を「華がある」と言うのではないかと思った。

 「矛盾」ということについて考えるA  ikekazu  2019年7月7日(日) 9:41
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 今回は靖国神社についての続きですが、先ずその歴史を簡単に振り返ってみたいと思います。

・文久3(1863)年、長州藩で結成された騎兵隊士の霊を弔う為に、高杉晋作が招魂社造営を発議。
・慶応3(1867)年10月、薩長両藩に密勅(なるもの)が下る。
・明治元(1868)年1月、鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争始まる。朝廷軍が錦旗を掲げて江戸に向かう。ここにおいて、徳川幕府・東軍は賊軍となる。戊辰戦争後に、官軍(薩長土肥)将校の招魂祭を江戸城で行う。日本陸軍創始者・大村益次郎が、明治天皇へ東京招魂社の創建を献策。

・明治2(1869)年、東京招魂社仮殿舎創建、戊辰戦争の戦没者3,588柱を合祀。
・明治12(1879)年、靖国神社に改名。
・昭和21(1946)年9月、国家神道を廃止し宗教法人になる(それまでは陸軍の管轄)
・昭和53(1978)年、A級戦犯合祀。
・令和元(2019)年、創立150周年。

 ちなみに、明治天皇が命名された「靖国」という社号は「国を靖(安)んずる」という意味で、靖国神社には「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いが込められています。

 さて、西郷隆盛や東国の士が靖国に祀られていないことが、許される矛盾か、許されない矛盾か、私なりの結論は次回に。

 旅の企画  ken  2019年7月4日(木) 11:09  HP Mail
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2020年度、旅のスケッチを計画する時期となりました。各家庭に置かれても来年のお正月どうする、旅行はどこに行く。この会話が出始めていると思います。移動は飛行機、JR、ホテルは?。コスト安を考えた場合PC,スマホ利用が必然、利用できない方は旅行会社の企画旅行に頼る。旅行会社ではフリープランが少なく我々のようなスケッチクラブでは目的が決まつていますので観光、料理、温泉、良いホテル不要です。普通で良いのです。大手のフリープラン調査も楽しいですが、時間要です。
奈良公園、滋賀県三井寺、京都植物園

 三井寺(別名園城寺)  ikekazu  2019年7月4日(木) 22:44 [修正]
 三井寺へ行かれたのですね、私の故郷・近江の。近江と言えば「近江八景」が有名ですが、三井寺はその一つ「三井の晩鐘」として広く知られています。梵鐘の素晴らしい響きは、日本三名鐘や日本の音風景百選にも選ばれているのです。

「行春を近江の人とおしみける」と、近江と近江の人をこよなく愛でた松尾芭蕉は、「三井寺の門をたたかばやけふの月」と詠っており、三井寺の名月も又古より人々に知られていたようです。

   ken  2019年7月5日(金) 8:38  HP Mail [修正]
SSCの展示会を9月に開催いたします。
10周年記念となりました。
日時:9月6日(金)〜10日(火)11:00から18:00
場所:伏見大手筋ギャラリー
kanさんと一緒に来てください。 

 おせいさん逝く  ikekazu  2019年7月4日(木) 9:36
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 若い時には、7,80歳ともなれば、子供も独立、仕事も卒業、従って、何の心配事もなく 好々爺然として 縁側でキセル煙草をふかしながら、悠々と日向ぼっこを楽しむ姿を想像していた。

 現実はどうか。相変わらず悩みや心配事は尽きず、時として気分が落ち込み、場合によってはかっかとし、とてもじゃないがニコニコ然とはいかない。 そんな時私の沈んだ気分を引き上げてくれるものは、@動物写真のフェルアルバム(私家版)とララ、A読者投稿の川柳や明るい庶民生活の話、Bこれからの季節、少々行儀の悪い(失礼)河内音頭(踊り)は観るだけで元気を貰える。

 今日そこに付け加えようと思ったのが、田辺聖子さんの「楽老抄(ゆめのしずく)」の1冊である。兎に角面白くて楽しい。ちりばめられた大阪弁が人生の機微を教えてくれる。大阪弁で気分がハイになるから不思議。(おせいさんが亡くなられたと知ると彼女の物が何故か読みたくなり、昨日図書館から借りてきた)。 大阪弁では恋愛小説は書けないと言われ、おせいさんは「そんなら大阪人は恋愛の時は標準語で話すんかいな!」と反論したとの逸話も頷ける。

 二つ三つ挙げてみよう。「60過ぎたら、そんな肩こること、やめ、ちゅうねん」「今日びの女(きょうびとはこう書くとのかと知る)。「私も夫にグチをいう。夫は『そやからワシにどないせえ、ちゅうんじゃ』」 夫とは「カモカのおっちゃん」で登場する故・川野純夫医師。 

 お二人は、あの世とやらで、「えらい久しぶりやんか ホナ飲もか」と酌み交わしていることだろう。

 献灯使  ikekazu  2019年7月1日(月) 14:12
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 新聞でその名「多和田葉子」さんを知り、八尾図書館でその著書「献灯使」(全米図書館翻訳部門賞受賞)を借りて読んだ。これは「SF」なのか「ファンタジ−」なのか? この様な表現が出来るものかと呆れるほど、随所に遊び言葉が躍っている。内容はとても濃くて時として戸惑う。未来小説あるいは暗示小説とも言えそうだ。読み進むうち恐怖感すら味わう。

 3・11の東日本大震災後すっかり変わった日本。東京の西郊に、108歳の至って元気な曾祖父と、15歳位のひ弱なひ孫の二人が生活している。ひ孫の母親(曾祖父の孫は自分の生活を楽しむため、子どもの世話を祖父に任せて別に住んでいる)。主人公の曽祖父の様に元気な老人は街に溢れ、死にたくても死ねない。その代わりに若者は若死にする。(表紙絵が見事に暗示している)

 日本の状況は、鎖国政策を取り、国内でも移動制限があり、英語は禁止。人は一生に2〜3回自然に性転換をする。仮設住宅に住み、電化製品はほとんど見当たらない。自動車やインタネットも然り。今までの価値観が崩壊した中で人々は生活をしているのである。

 そんな折鎖国の法をかいくぐり、子どもたちの中から選ばれた者を献灯使としてインドへ密航させようとの話が持ち上がる。その候補に15歳の主人公が選ばれた。主人公のそして日本の未来や如何に・・・・。

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