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 「源氏物語」あれこれB  ikekazu  2021年3月8日(月) 14:42
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 1000年前に紫式部が、貴族社会で女性が物の如く扱われる理不尽さを「源氏物語」で伝えよう(?)としてから、約580年後、細川玉子16歳(後のガラシャ夫人)はその事をはっきりと口にした。以下三浦綾子「細川ガラシャ夫人」より引用したい。

 明智光秀は、信長から、娘の玉子を細川忠興(同じく16歳)に嫁がせてはどうか と持ち掛けられる。相談とは言えそれは命令に等しい。それを聞いた玉子は、「右府さまからのお言葉である以上、兎に角嫁がねばならなぬのでございましょう」、光秀「お玉は忠興殿が嫌いか」、玉子「いいえ、嫌いも好きもございませぬ。女はみなこの様にして、好きも嫌いもわからぬ人に嫁ぐのかと思うと、それが口惜しゆうござります」。そして母親の熈子にも「母上様、女とは一体なんなのでございましょう」。思った事をはっきりと口にする玉子を光秀は、いとおしく思っていた、そして嫁に出すことに(惜しい)と心底思った。

 更にそれから500年後の今、ジエンダ−問題が世界で白熱化している。東京五輪組織委員会の会長に橋本聖子氏が着任し、理事も女性がかなり増えた様だ。尚、東京五輪の出場選手は、半分近くが女性になった由。近代五輪は女人禁制だった。何しろオリンピック提唱者のク−ベルタン男爵自身が「女子競技は五輪の品位を下げる」と反対したというから驚きだ。

 紫式部は世界の動きを、「千年経ってやっとここまで」と思っているか、それとも「まだまだ」と感じているか、どちらだろうか。

 「源氏物語」あれこれA  ikekazu  2021年3月7日(日) 16:58
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 随分と昔、私は会社の親しい女性10人強とお遊びで、@大金持ちだが、男前と優しさに欠ける(劣る)、Aずばぬけて男前だが、お金は無く、優しさももう一つ、B優しさは抜群だけれど、男前とお金には縁遠い 夫々にモデルを挙げて、自分の結婚相手にはどれを選ぶ? とアンケ−トを取ったことがあります。(今だったら大いに顰蹙を買う恐れ?) 結果は@が圧勝。

 「源氏物語」の主人公光源氏は、名前が示す如く、お金に不自由することなく、天下一の美男子、優しい(性格的な欠点はあるが)、その上、血筋も申し分なく、歌舞音曲にも通じ、何の不足も無く光り輝く男子であった。ではそんな光源氏に愛された数多の女性たちは幸せであったろうか? 物語を読む限り、心から幸せを感じていると思われる女性は一人か二人に止まる。

 紫式部は何を伝えたくて「源氏物語」を書いたのか、それを想像するのも読む楽しみである。その一つに、中宮・彰子の女房として目の当たりにした、平安貴族社会において如何に女性たちが理不尽な扱いを受けていたかを知らしたいとの思いがあったのではと思う。

 平安貴族(=政治家)の社会は、「自分の娘を天皇や東宮のお嫁さんにして、その娘が皇子を産み、その皇子が東宮→天皇になり、自分は摂政関白として不動の地位を築く」。 そんな男の野望の為に女君が利用されていたのである。女性蔑視の男社会を暴くことも彼女の狙いだったかも知れない。

 2021新春第1報  ken  2021年3月5日(金) 11:18  HP Mail
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2月に入ってから春を思う気温が多々あり、この日を逃さない様臨時スケッチ会を開いています。
今年は桜の開花が早まりそうで嬉しく思います。京都の開花予想日3/19。この状況では満開3/26。計画変更せねば。
2/21:雪の伊吹山(三島池)
2/22:伏見疎水
3/04:淀の河津桜

 お久しぶりです。  ikekazu  2021年3月7日(日) 16:29 [修正]
 一日も早い春の訪れと、コロナ感染症流行の終息が待たれますね。kenさんは伊吹山がお気に入りの様で、滋賀県人としては嬉しい限りです。

 「源氏物語」あれこれ@  ikekazu  2021年3月3日(水) 14:23
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 「源氏物語」に入れ込んでいる。一言で申せば何とスケ−ルの大きな物語であろうか となる。それが一千年も前に書かれ、世界で何億人もの読者を魅了した。きっと作者もあの世で眼を丸くしているのでなかろうか。

 作者の紫式部は、女房として仕える中宮・彰子を通じて、選子内親王から、何か面白い読み物はないか? と問われ、「旧作では新鮮味がないので、新作を作ってお目にかけてはいかがでしょう」。中宮「ならばお前が作りなさい」が発端だったと伝わる。もっとも、「源氏物語」は、紫式部の宮仕え前に書き始められ、宮仕え後も続けて執筆されたようだ。

「源氏物語」は、上は天皇から、皇子、内親王、女君、女房等にいたるまで、次号が出るのを心待ちされたという。何故斯くも人気を博したのだろうか?

 今から半世紀〜25年ほど前、山崎豊子さんが「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」「二つの祖国」を次々と発表した。面白くて貪るように読んだことを思いだす。何故だろうと考えた。それは現実をモデルとして、あった(ありそうな)出来事をテーマにしているからではなかろうか。其処に社会性をちりばめたミステリ−とも言える。

「源氏物語」」も物語でありながら、「現実」、「社会性」を持っている。例えば、桐壺帝は一条天皇がモデル、桐壺更衣は中宮・定子である。光源氏は、源融? それとも源高明? 背景は貴族社会での権力争い(競争原理)であり、そこに男女の関係を絡ませた、全くの虚構で無かったところに人気が集まったと思う。 

 人の口に戸は立てられぬA  ikekazu  2021年2月28日(日) 22:07
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 今の日本社会、世のお偉い方が一番恐れているのは「文春」ではなかろうか。最近も総務省幹部の接待漬けがすっぱ抜かれ、関係者が処分された。いつ何時自身の行動が公にされ、将来に影響するかも知れないのだ。桑原。

 では、「源氏物語」の時代、「文春」に匹敵するのは誰か。それは紛れもなく貴族に仕える「女房」ではなかろうか。(紫式部も一条天皇の中宮・彰子の女房だった)。女君に仕える女房は、世の中の男君のイケメン度、実家の格付け、女性関係等の情報を交換し、自分が仕える女君には誰が相応しいかを推し測り、訪れる男君の恋の手引き、姫君の代筆、歌を詠み返事までする。姫君が家格の高い相手と結ばれることは、自分の将来にも影響するからである。

 藤壺中宮が崩御し、その49日の夜、冷泉帝は自分が、藤壺中宮と光源氏との不義の子である事を夜居の僧都から聞き、余りの事に愕然とする(前回の@)のですが、二人だけの秘密であったことが何故漏れたのか? 実は藤壺に仕えていた王命婦がその源だったのです。(命婦とは、後宮に仕える中級の女官、女房)。

 又、薫は、光源氏と女三宮(朱雀院の内親王)との子とされていたが、幼い頃かすかに耳にした自身の出生の秘密に悩まされていた。時は流れ、薫22歳、宇治の八の宮邸を訪問した折、そこに仕える弁の君(柏木の乳母子)から、薫が柏木と女三の宮との不義の子である事を知らされたのです。

 平安貴族は、ある面、女房、乳母、乳母子に踊らされていたといえなくもないですよね。

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